今年も日本に酷暑がやってきました。オリンピックイヤーとなった今年、海外のテニス選手達から「ニッポンノナツハヒドイアツサ」と経験したことのない暑さだと酷評し、オリンピック委員会に試合時間を夕方にするよう要求したようです。その中にはあのジョコビッチ選手も入っていることから、委員会はそれを容認したようですね。

さて、そんなクソ暑い日本の夏に我々は昨年からマスクを強要されています。考えただけでも末恐ろしいですが、ただでさえ口をふさがれ熱がこもるのに、夏の陽射しが追い打ちをかけるのですからたまったものではありません。実際に熱中症患者がここのところ急増しているようです。

熱中症=酸欠症

熱中症は脳温上昇により脳に酸素が回らなくなり症状が発症する病気です。つまり酸欠症状ということですね。酸欠症はご存知の通り重篤な症状を生じ、最悪死に至ります。しかし見逃しがちなのが軽い酸欠症状。眠気がする、頭痛がする、目がかすむ、集中力が低下する、意識もうろうとする、寒気がする、呼吸が浅くなる、痙攣する、手足がしびれる…など。
仕事や学業に支障の出るありとあらゆる症状が沢山でます。

酸欠症防止に頭部冷却法のススメ

さて、カトセイでは酸欠防止に頭部冷却法を推奨しています。頭部の熱を積極的に除熱することで脳の酸素消費量を軽減し酸欠防止に役立てます。当院の推奨する頭部冷却法は必ず水枕で氷を使用して行います。詳細はカトセイ動画をご覧ください。

氷枕を活用して今夏を効率よく乗り越えていきましょう。

酸欠防止に役立つカトセイの治療設備

さて、頭部冷却が酸欠防止に役立つことをお話ししてきましたが、氷枕は頭部の一部しか冷却する事ができません。頭部全体をアイシングできるとより除熱が効率的です。そこで当院では頭部冷却装置「クライオサーミア」を設備してあります。クライオサーミアは専用のジャケットをかぶり氷水がジャケット内に循環する装置です。氷枕だけではどうも症状が回復しない方は当院のクライオサーミアを利用してみてください。

▶ クライオサーミアとは

酸素カプセルは酸素を身体にチャージする

さて、酸素消費量を温存するために頭部冷却についてご紹介してきました。今度は酸素を身体にチャージするものとして酸素カプセルをご紹介します。酸欠防止に役立ち慢性的な疲労にも効果的です。頭部冷却と酸素カプセルを活用することでさらに効率的に酸欠症の回復や予防に役立ちます。

▶ 酸素カプセルとは