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花粉症対策「鼻うがい」100円ショップで便利グッズ発見

  • コンディショニング
  • 2019.03.20

平成最後の春は花粉が多く舞っているようです。皆さん辛そうにしていますね。
鼻うがいとは、インドのヨガでは古くからエネルギー流路の浄化法として存在し、鼻うがい専用容器で塩水を流し込み鼻腔内を洗浄するというヨガメソッドのひとつです。日本でも古くから鼻うがいはあり、現代でも耳鼻科での鼻腔内洗浄として採用されています。

インドの鼻うがい器ネティポット 楽天市場

ネティポット

当院でも当初からこの「鼻うがい」を勧めており、特にこの花粉の時期に効果的です。
鼻うがいによって得られるメリットは多数ありますが、花粉症にスポットを当てますと

1.ぐじゅぐじゅの鼻がスッキリする。
2.もやもやしていた頭がスッキリする。
3.鼻通りがよくなる。
4.花粉症による喉の炎症が沈静する。
5.目のかゆみも軽減。
6.くしゃみの回数が減る。
7.併発しがちな風邪にも効果的である。

などがあげられます。
やり方としてはとてもシンプルで、生理食塩水を作ってコップなどにいれ、鼻から塩水を吸って反対の鼻や口から出して流路洗浄を行うというものです。
とてもメリットがあるのですが、「鼻がつーんとしそう」「上手にできない」「なんだか怖い」などのマイナスイメージもあるため、指導はするものの実践する方はそんなに多くはありません。

最近ではヨガブームもあって、専用の鼻うがいポットも多数販売されています。ネティポットと言います。ネティとはインド語で「鼻うがい」の意味です。これなら鼻うがいも上手に行えそうです。しかしお値段が1,000円~3,000円と試してみるにはちょっとハードルが高い値段設定です。

先日文房具を買いにフラッと近所の100円ショップに立ち寄ると、花粉季節の真っ只中のせいかアンテナがそこにあり、最初に目に飛び込んできたのがこの介護用品「吸い飲みポット」でした。
名前の通りもともとは加齢による口腔内乾燥症や嚥下が困難な方にあるものですが、この形状はまさしくネティポットそのもの。お試しで買って帰ることにしました。

わたしの鼻うがいは、今まで紙コップで食塩水を作り鼻から吸い込んで行っていましたので、しっかりと形状を作られたポットで行うほうがやり方がつかめず戸惑いました。

しかしすぐに慣れて左右とも洗浄ができました。洗浄後は上記に記した通り、鼻がスッキリし、頭もクリアになって、喉もスッキリしました。やっぱり鼻うがいって凄いなって感じました。

花粉で困っている方には救世主的な方法ではあるのですが、水に含まれた雑菌が鼻腔粘膜から侵入して感染症になったなどのネガティブな報告も多少あるようです。
私自身は浄水器で洗浄した水を使って何度もやっていますが個人差ありますので、気になる方は煮沸した水、または精製水に食塩を入れて行うのがベターです。試してみる際は水や容器の衛生状況をよく考慮して行ってください。

この記事を書くにあたり色々調べていると、ネティポット以外にも鼻うがい専用容器がたくさん売られていることに気がつきました。数年前までは鼻うがい容器など売られていなかったと思います。鼻うがいの効果が確かなものであるという表れなのでしょう。

花粉症対策「鼻うがい」100円ショップで便利グッズ発見

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今回の100均ポットを使ってみて思ったのは、容器を押して水を押し出せればもっと楽にできるなと思ったことです。実際のネティポットも押し込めるようにはできていませんので、上手に出来るようになればそのような機能はいらないとは思いますが、やはりそこにニーズがあるのか、容器を押せる、また水鉄砲のように押しこがある鼻洗浄器もありました。もちろん100円では買えませんが、余裕がある方はこちらのタイプを購入して試してみてはいかがでしょうか。

やり方をおさらいしておきます
1.浄水された水また精製水で生理食塩水をつくる ※100mlに1gの塩
2.ポットに投入する
3.頭をやや前傾させ片方の鼻に入れ、ノズルが入ってない鼻側に首を傾げポットの水を流しこむ
4.タラタラと口や鼻から流しだす
5.反対側の鼻も同様に行う
6.鼻腔内に塩水が残らないよう鼻をかむ

水は人肌ぐらいの常温からぬるま湯でやると痛くないと他サイトではお勧めしていますが、当方は鼻腔内の流水による洗浄と冷却作用があって成せていることだと思っていますので、冷却作用を強くするには冷たい水のほうが効果的だと思っています。慣れてきたら冷たい水でトライしてみてください。

さらに花粉症軽減のために
鼻うがいはどちらかというと対処法で、アレルギーをコントロールするには身体の内側を調整する必要があります。言い出すときりがありませんが、以下の内容を同時に守ってみてください。

1.一日を通してすべての食事を腹八分目に
2.お菓子、ジュースをはじめ炭水化物などの糖質を極力カットかほとんど食べないようにする
3.ビタミンCを多く摂取(1日2~6g)
4.水をたくさん飲むように心がける
5.緑黄色野菜、果物、青汁や酵素ジュースなど抗酸化作用のあるものを毎日摂取
6.わかめや海苔、もずくなど海の野菜を多く摂取
7.納豆、漬物、味噌、麹レシピなど発酵食品を意識して摂取

花粉季節はもう少し続きます。
鼻がぐしゅぐしゅ、頭がぼーっとするなどの症状でお困りの方は、鼻うがいを試してみてはいかがでしょう。また同時に補足事項を行ってもらうと明らかに効果を実感できると思います。

カトキチでした。

続編
鼻うがい100円ショップ代用容器を探してみた2
https://katosei.com/2619

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