2018.11/22木曜 スノーボード界のトップカンパニーBurton社とのお仕事を無事終了して参りました。
Burton Japan https://www.burton.com/jp/ja/home

スノーボードをする人にとってBurtonは当たり前に知っているメーカーですが、聞いたことがない方に説明すると、バトミントンでいえばYONEX、野球でいえばMIZUNO、シューズでいえばNIKE、ぐらいに考えてもらえると妥当です。

Burton社から依頼された内容は、これからスノーシーズンを控えた11月、怪我をしない身体作りやバランスの鍛え方、また体重管理方法などを講演してほしい、という内容でした。

※Burton直営店で行われたカトキチ講座

※今月リニューアルした直営店 Burton Flagship Store Tokyo 東京都渋谷区神宮前5-17-4

今日まで30年以上医療に携わってきた私ですが、いつかは大好きなsnowboardと自分の仕事をジョイントさせたいと思っていたので、二つ返事でOKしました。想いというのは叶うものです。しかし受け身でずっと想いだけを馳せてきたわけではなく、今までもスキー場で救護活動をしてきたり、昨年まではスキー雑誌「SKIGRAPHIC」に二年間コラムを綴ってきたりと、雪に携わる事を少しずつ続けてきました。コツコツとした積み重ねが思いを実現するのだと身をもって実感しています。
SKIGRAPHIC https://geibunsha.co.jp/sports/ski-graphic/

さて、Burton社から依頼された「snowboardに必要なバランス作り」という題材に対し、1時間30分という短い時間で何を話そうかと結構悩みましたが、今回は「腰」に絞って話をしてみようと決めました。「腰とバランス」というテーマはあまりにありふれた話で、珍しさもあまり感じないテーマではありますが、これを系統発生学からひも解くセミナーはあまりないでしょう。

※当日用意したスライドの一部

四足獣から二足歩行に形態変化したヒトは、ヒト科特有の骨盤バランスシステムを獲得したことで様々な運動能力を発揮することが出来るようになりました。また、二足歩行を達成した人は頭蓋バランスを保持するために後頭領域を発達させることで、さらにバランス保持に役立ち、後頭領域には脳機能の中ではバランス分野を担う小脳を収めることで、さらに姿勢制御が発達したことを話しました。それらを踏まえたうえでヒトのバランスを高める体操の実践という流れになりました。

ジュニアからシニアまで熱心に耳を傾けてくれて、講座にも力が入りました。これからシーズンまで1カ月ほどしっかり体操をしていただければ、身体の使い方が変わってくることに気がつくでしょう。また講座でお話ししたように、シーズン中も整理運動として取り入れてくれることで、疲れの除去やsnowboardで受けたダメージまた身体バランスの維持に役立ちます。そして、これはsnowboardだけの話ではなく、バランス競技全般に言えることですので、スキーはもちろんのこと、バレーやフィギュアスケート、ダンスなどにも役立ちます。

今回教えた体操は、有名なテニス錦織圭選手やハンマー投げ室伏広治選手も取り入れている濃密な内容です。簡単な方法で着実な効果を身につけられます。せっかくご来場くださったのですから、ぜひ実践してほしいと思います。

Burton社からも内容に太鼓判をいただき、メディア関係者の方もいらして、さらに次につながる面白いお話もいただけました。もしかしたらしばらくシリーズ化するかもしれませんね。わたしも話し足りませんので、シリーズ化のためにも皆さんSNS等で話題にあげてください。笑

さて、気がついたらもう年末です。
年始に建てた目標は半分も達成していませんが、できるだけ達成できるよう急ピッチでタスク処理していきたいと思います。苦笑
毎年年末は診察も忙しいです。ご予定している方はお早めにご予約のお電話をしていただき、ご都合よい時間帯を確保してください。
ご予約はこちらから→℡042-711-7755

カトキチでした。

合わせてこちらもお読みください
スキーと骨盤バランス